渋柿の木

去年、セイタカアワダチソウが一面に生えている畑の奥に渋柿を見つけた。

「よし!これで来年は、柿渋を作ろう!」

と、意気込んで、今年。

その時期が来たのでどのくらい実ってるのかと楽しみに、今年もぐんぐんと生えているセイタカアワダチソウを掻き分けて見に行ったら…

あらあら。

あれからちっとも見に行かないもんだから、蔓だらけ!

どのくらいの蔓だらけかというと…。

野薔薇

仙人草

野葡萄

零余子

木通

わたしの知っているあらゆる蔓が巻きついていました。

しかも蔓は親指よりもふっといこたちがたくさん!

大きな柿の木の下には隙間からお茶木がたくさん伸びています。

去年は、渋柿があることが嬉しくて、

全貌をみていませんでした。

渋柿は10個ほど。

わずかに実った柿を頂きつつ、

ぐるぐると絡まった蔓たちを、もじゃもじゃの癖毛の髪の毛を散髪するように、

鋏と剪定用の鋸を持って木に登り

ちょきちょき、ぎこぎこ。

ちょうど沢沿いにこの木は生えていて

その向こうは柚子畑とお山。

すっきりさっぱりになった

柿の木の上からは空が広く

見違える景色になりました。

たくさんの絡まりあっていた蔓たちにも、ありがとうと言いながら、柿の木の下に敷きました。

様々な蔓たちは、これから時間をかけて土に還り、柿の木と1つになります。

こうやって、木々たちとわたしの1日、1年、3年、5年、10年と関わりあっていくんだな。

日日の、みんなとの楽しい対話。

いつもいろいろ教わっています。

あの奥の方に、柿の木が

大きく大きくなったセイタカアワダチソウをかきわけて

このような、蔓だらけ

沢のこちら側をすっきりさっぱり

新芽も出てきています。来年はたくさん実りますように

雨が降るとよくわかる水脈。

水の流れ、少しだけ草を刈り鍬で根を掘り起こしてあげるだけで、流れの方向が変わる。

ほんとうに少しだけでいいのだ。

人間はやりすぎてしまう性質があると。

杜の園芸(大地再生)の矢野さんがおっしゃっていたことを心にとめて水脈を感じる。

きれいなショウガの花

 

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